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経済的に存在することは、社会的に存在すること。どのような投資機会があるのか。

  • 2022年1月14日 (5 分で読めます)

ファイナンシャル・インクルージョン: 新興国における重要な進展

銀行口座、ローン、保険、預金商品などの基本的な金融サービスへのアクセスは、経済・社会の発展にとって世界的に重要な課題となっています。ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)は、地域社会の一員であるために必要不可欠な基盤です。しかし、世界銀行によると、2018年時点で一般的な銀行口座を保有しない成人が世界で17億人いると推定されています1 . 一方で、先進国で提供されている金融・銀行サービスの範囲は、マイクロファイナンスやスマートフォンによるデジタルアクセス等を通じて拡大しています。

金融における排除(金融機関にアクセスできないこと)は、先進国においても不安定で低所得の仕事に就いている人々にも影響を及ぼしています。ファイナンシャル・インクルージョンは大きな需要を示しており、社会の進歩のための明らかなカタリストであります。それと同時に、資産運用にインパクトの側面を組み入れたいと考える投資家にとって魅力的な投資機会をもたらすことができると、当社では考えています。

金融と非金融の両目的に対応する投資対象として、インドネシア国民銀行(PT Bank Rakyat Indonesia)が挙げられます。世界人口第4位の国であるインドネシアでは、ファイナンシャル・インクルージョンのニーズは巨大です2 。同行は、国内の主要なマイクロローン(少額融資)機関であり、インドネシアで約1,200万人に対してマイクロローンを提供してきました3

また、インドの金融サービス会社であるHDFC銀行(HDFC Bank)は、農村部や小規模・零細企業に焦点を当て、同国の銀行サービスへのアクセス向上に貢献しており、今後もインドの経済発展に寄与していく可能性があります。

テクノロジーはデジタルインクルージョンを推進

デジタルインクルージョンとは、誰もがテクノロジーにアクセスできるようにすること、またデジタルスキルを教え、人々がこれらのツールを使って社会的・経済的な包摂を支援することを意味します。デジタル技術は、特に過去数十年の間に大きな変革をもたらし、新たなイノベーションが私たちの生活を大きく変えてきました。新興国では、デジタルサービスの成長により、新たな企業がイノベーションを起こし、低コストのソリューションを提供し、十分なサービスを受けていない人々へのアクセスを拡大するのに貢献しています。

例えば、ブラジルのパグセグロ・デジタル(PagSeguro Digital Ltd)は、零細企業家向けにデジタル決済サービスを提供しています。当初はオンライン決済プラットフォームとして創業した同グループは、銀行サービスへのアクセスが困難な人々を対象に、スマートフォンのアプリで操作するデジタルバンク「PagBank」など、新たなサービスを提供するまでに成長しました。

こうしたデジタルサービスの発展は、強固なインフラがなければ実現しません。当社の投資ユニバースにあるヘリオス・タワーズ(Helios Towers PLC)は、英国を拠点とするアフリカの通信タワーインフラストラクチャ企業です。これらのタワーは、固定回線インフラがほぼ設置されていない地域で、消費者や企業向けに通話やデータ通信サービスを提供する大手通信会社のニーズに対応しています。このように、同社が提供するサービスは、デジタルバンキングへのアクセスを可能にするなど、地域社会にとって不可欠なものとなっています。

社会的改善とインクルージョンの拡大

銀行サービスへのアクセスは進歩を意味し、個人がより持続可能な地域社会の一員となりより良い社会へ導くきっかけでもあります。一方、テクノロジーは先進国、新興国を問わず、銀行サービスへのアクセスを容易にし、向上させ、より大きなインクルージョンを促進するものです。当社では、金融サービスプロバイダーと、こうしたサービスが行き届いていない市場の顧客へのアクセスを可能にするテクノロジー企業の双方に、今後も潜在的な投資機会があると見ています。

企業名は例示のみを目的として記載しています。これらの事例が過去または現在における売買の推奨や、成功可否を示唆するものではありません。

  • 出所: World Bank Universal Financial Access report, 2018年10月
  • 出所: Indonesia Overview: Development news, research, data、世界銀行
  • 出所: Bank Rakyat Indonesia, Full-year financial presentation, 2020年

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