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生物多様性に迫る危機: 農業が生物多様性を脅かす理由と責任ある投資家ができること

  • 2020年9月2日 (3 分で読めます)

エグゼクティブサマリー

  • 生物多様性は人々の健康を守る上で極めて重要な役割を担っています。生物多様性の限界を理解し尊重することなくして、人類の存続を支える生態系の維持はなし得ません。
  • こうした人類の生命維持システムたる生態系にとってますます深刻な脅威となっているのが、人間自身の活動です。生態系と人間活動との適切なバランスの確保は喫緊の課題であり、当社では、今般の新型コロナウイルスの世界的感染拡大(パンデミック)をその警鐘と捉えています。
  • 農業生産は生態系が良好に機能してこそ可能になります。にもかかわらず、農業の集約化によって、あらゆる作物や家畜の源である生物多様性が急激に劣化しています。集約農業やそれに伴う森林伐採は、疾患伝播の一因となる恐れもあります。
  • 大豆の生産量はここ30年間で3倍超に拡大しました。大豆生産は、農業の集約化と世界的なコモディティ取引がいかに自然への脅威を生み出し得るのかを如実に物語る事例です。
  • 当社が市場に投じる資金から直接的であれ間接的であれ恩恵を受ける企業は、農業バリューチェーン内に数多く存在します。ただし当社のエンゲージメントは、世界的穀物メジャーと消費財企業という2業態に注力しています。こうした業態の企業は、バリューチェーン参加者の多くに影響力を行使できる存在であると考えます。
  • 穀物メジャーから消費財企業に至るあらゆる企業は、責任ある農業活動を推し進めるとともに、生産から小売までの全プロセスでステークホルダーが求める透明性を提供しなければなりません。
生物多様性に迫る危機: 農業が生物多様性を脅かす理由と責任ある投資家ができること
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