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スチュワードシップとエンゲージメント

行動を推進し意味あるインパクトを作り出すための当社のエンゲージメント

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持続可能な未来への進歩をけん引

596
エンゲージメントの総件数1.
58,073
議決権行使総件数1.
5,179
議決権を行使した総会数1.
28 %
気候変動は依然として当社の最大のエンゲージメント・テーマ1.
18 %
生物多様性に関連したエンゲージメントの比率1.
67 %
当社が議決権を行使した株主提案のうち社会的課題が占める割合1.

スチュワードシップ・レポート 2022:テーマとその背景

激動する情勢を背景に、効果的かつ強固なスチュワードシップを通じて企業の行動に影響を与えることが、かつてないほど重要になっていると当社は考えています。責任ある資産運用会社として、当社はスチュワードシップを公正でグリーンな移行を後押しする重要なメカニズムと捉えています。

当社の専門家が、エンゲージメントや議決権行使、マクロ経済環境、公共問題や規制状況など、2022年を特徴づけるトレンドを検証しています。

エンゲージメント

主なポイントとデータ

2022年に、当社は480社に対し596件のエンゲージメントを行いました。ガバナンスが議論の主要テーマであり、うち24%のケースがコーポレートガバナンス関連でした。

エンゲージメントについてはこちらから

ESGテーマ2

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当社の2022年のエンゲージメントテーマ

金融セクターは、気候変動や世界的な社会的課題への対応について、ますます厳しい監視の目にさらされています。当社の除外方針は明確なレッドラインを設定し、当社が持続不可能と考える活動について企業に強いメッセージを送ります。また、投資先企業が主要なESGリスクに対処し、ベストプラクティスを実施するよう後押しするスチュワードシップ戦略にも重きを置いています。

アクティブエンゲージメント:ケーススタディー

当社のエンゲージメント・ポリシーに従い、各エンゲージメントの開始時に、投資先企業が目標を達成できるよう、明確な目標とそれに対応する期限を定義しました。企業の進捗が遅すぎる場合、または対応に満足できない場合、当社はエスカレーション手法を用いることができます。

そういった手法の一つが、投資先企業の年次株主総会(AGM)において、他の投資家とともに株主決議を提出する方法です。当社の投資先企業で、このようなエスカレーションを選択した理由については、こちらをご覧ください。

議決権行使

議決権行使:当社の優先順位と計画

2022年にアクサIMは、5,179の総会で58,073件の提案に投票しました。これは、当社が投票可能な総会の96.9%に相当します。

こちらから

経営陣に反対する当社の議決権行使(テーマ別)3

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議決権行使における当社のESGへの確信

昨年はESGにとって実り多く、イベントが盛り沢山な年でした。2023年を迎えるにあたり、当社が議決権行使を通じてESG問題に対処しようと努める中で、2022年の議決権行使がどのようなインパクトを生んだかを以下で振り返ります。

2023年の当社のビジョン

スチュワードシップは、2023年も引き続き当社の責任投資ロードマップにおける最優先事項です。当社は以下を目指しています。
  • エンゲージメントの数を増やす一方で、議論やプロセスの質の高さを維持し、エンゲージメントの成功確率を高めます。そのためには、このプロセスにおける主要パートナーである投資チームやアナリストと継続的に協力する必要があります。同時に、引き続きESGを統合しチームのスキルアップを図ります。

  • 企業内で望ましい変化を達成する確率を高めるため、エンゲージメント・プロセスの監督を強化します。その結果として、エスカレーションをより頻繁に使用したり、協働的イニシアチブの一環として同業他社や資産オーナーのお客様と共同で取り組んだりすることがあります。これまで以上に複雑化している世界で、企業の動きを促進する方法として集団的行動が依然として有効であると当社は考えており、引き続き協働的取り組みにおける当社の役割を果たしていきます。

  • 不動産分野でのテナントへのエンゲージメントを含め、オルタナティブ資産クラスでのエンゲージメントをアクサ IMの重要な優先事項として推進し、オルタナティブ資産市場での当社の影響力を強化します。

  • サステナブルファイナンスの側面だけでなく実体経済の問題でも公共政策への取り組みを推進し、そのために「気候変動に関する機関投資家グループ(Institutional Investors Group on Climate Change)」などの業界団体と協力します。より持続可能な世界への秩序ある移行を加速するには政府の行動が必要であり、それによって長期的に堅調なパフォーマンスをお客様に提供できる確率を高めることができます。

透明性は当社にとって引き続き重要な優先事項です。当社は、ファンド・レベルでのエンゲージメント報告能力の強化を図る予定です。また、ネットゼロへの道のどこに課題があるのかを引き続き明確に示していきます。

スチュワードシップ・レポート2022
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当社のポリシーと報告書

当社は、サステナビリティを当社のビジネス慣行と企業文化に組み込むことを強くコミットしています。詳しくは「当社のポリシーと報告書」をご覧ください。

    ご留意事項

    本ページは情報提供のみを目的としており、特定の有価証券やアクサ・インベストメント・マネージャーズまたはその関連会社による投資、商品またはサービスを購入または売却するオファーを構成するものではなく、またこれらは勧誘、投資、法的または税務アドバイスとして考慮すべきではありません。本資料で説明された戦略は、管轄区域または特定のタイプの投資家によってはご利用できない可能性があります。本資料で提示された意見、推計および予測は掲載時の主観的なものであり、予告なしに変更される可能性があります。予測が現実になるという保証はありません。本資料に記載されている情報に依拠するか否かについては、読者の独自の判断に委ねられています。本資料には投資判断に必要な十分な情報は含まれていません。

    投資リスクおよび費用について
    当社が提供する戦略は、主に有価証券への投資を行いますが、当該有価証券の価格の下落により、投資元本を割り込むおそれがあります。また、外貨建資産に投資する場合には、為替の変動によっては投資元本を割り込むおそれがあります。したがって、お客様の投資元本は保証されているものではなく、運用の結果生じた利益および損失はすべてお客様に帰属します。
    また、当社の投資運用業務に係る報酬額およびその他費用は、お客様の運用資産の額や運用戦略(方針)等によって異なりますので、その合計額を表示することはできません。また、運用資産において行う有価証券等の取引に伴う売買手数料等はお客様の負担となります。

    アクサ・インベストメント・マネージャーズ株式会社
    金融商品取引業者 登録番号: 関東財務局長(金商) 第16号
    加入協会: 一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人投資信託協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、日本証券業協会

    お問い合わせ先:TOKYOMARKETING@axa-im.com