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クリーンテクノロジーについて投資家が知っておくべきこと

  • 2019年7月18日 (5 分で読めます)

成長を後押しする4つのテーマ

気候変動が地球に深刻な影響を与えており、消費者、政府、企業はそれぞれの環境にかかわる行動を見つめ直し、新たなクリーンテクノロジーの開発を進めています。

当社ではクリーンテクノロジーの成長を後押しする要素として、食の安定供給、持続可能な輸送、リサイクルと廃棄物削減、スマートエネルギーという4つのテーマに注目しています。

1.食の安定供給

畜産業は世界の農地面積の約80%1 を使用しているほか、農業と合わせて世界の淡水の70%2 を消費しています。地球上の天然資源に対する需要が増大する中、食の選択は世界の水使用量にどれだけの影響を及ぼすのでしょうか3

  • アワー・ワールド・イン・データ(Our World in Data)[A1] 「ある国で平均的とされる食生活を世界の全ての人々が送った場合、食料生産のためにどのくらいの土地面積が世界で必要となるのか(How much of the world’s land would we need in order to feed the global population with the average diet of a given country?)」2017年10月3日、https://ourworldindata.org/agricultural-land-by-global-diets
  • ナショナル ジオグラフィック「大量の水を必要とする食料生産(Thirsty Food)」https://www.nationalgeographic.com/environment/freshwater/food/
  • BBCニュース「気候変動につながる食品の判定:食生活の環境負荷を知る(Climate change food calculator: What’s your diet’s carbon footprint?)」2019年8月9日 、各食品の数値はすべて世界の平均値。https://www.bbc.com/news/science-environment-46459714

*    各食品を週1~2回食べる場合。

世界の人口は1日20万人のペースで増加しています4 。地球の天然資源の枯渇防止につながり得る、より持続可能な食料生産技術や農業技術の開発が進められています。

2.持続可能な輸送

かつてはニッチ的存在だった電気自動車(EV)は、もはやそうしたイメージとは無縁となりました。技術進歩や政府の振興策が二酸化炭素排出量削減の必要性と相まって、EV市場の成長加速につながっています。

拡大の一途をたどるEV利用(2013~17年)
EVの累計普及台数5

  • ワールドメーターズ(Worldometers)、2019年7月3日現在、https://www.worldometers.info/world-population/
  • 国際エネルギー機関「グローバルEVアウトルック2018」https://www.iea.org/gevo2018/

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EVは2030年まで世界で年33%の成長6 が見込まれています。

 

リチウムイオン電池のコストは、この1年間で35%下落7 しました。

3.リサイクルと廃棄物削減

「電子ごみ」と呼ばれる電気・電子機器廃棄物のうち、現在リサイクルされているのは世界でわずか20%8 にすぎません。電気・電子機器の利用は拡大しており、責任ある処理を求める声も高まっています。

電子ごみに含まれる有用資源の価値は、2016年には約550億ユーロ8 にも上りました。責任ある方法でリサイクルされなければ、こうした資源も埋め立て処理で終わってしまいます。

電子ごみに含まれるアルミ、金、パラジウムの潜在価値(2016年時点)8

  • デロイト「未来につなげる(Plugging into the future)」2018年12月5日 、パーセント数値は年平均成長率。https://www2.deloitte.com/insights/us/en/industry/automotive/vehicle-electrification-global-automotive-industry.html
  • フォーブス「再生可能エネルギー費用は石炭やガスを下回り続け、電池や洋上風力発電がクリーンエネルギーのコスト低下をリード(Batteries, Offshore Wind Lead Clean Energy Cost Cuts As Renewables Continue to Undercut Coal and Gas)」2019年4月16日、https://www.forbes.com/sites/mikescott/2019/04/16/batteries-offshore-wind-lead-clean-energy-cost-cuts-as-renewables-continue-to-undercut-coal-and-gas/#7c4d1d447d73
  • 「2017年世界電子ごみモニター(The Global E-waste Monitor 2017)」https://collections.unu.edu/eserv/UNU:6341/Global-E-waste_Monitor_2017__electronic_single_pages_.pdf
  • 「2017年世界電子ごみモニター(The Global E-waste Monitor 2017)」https://collections.unu.edu/eserv/UNU:6341/Global-E-waste_Monitor_2017__electronic_single_pages_.pdf
  • 「2017年世界電子ごみモニター(The Global E-waste Monitor 2017)」https://collections.unu.edu/eserv/UNU:6341/Global-E-waste_Monitor_2017__electronic_single_pages_.pdf

電子ごみの埋め立て処理量削減や有用資源の回収を後押しすべく、新たな技術の開発が進められています。

4.スマートエネルギー

「スマートグリッド」と呼ばれる次世代送電網は、デジタル技術の活用と、電力や情報が双方向に流れるのが特徴です。現在の送電網と比べて消費需要への対応に優れ、今後利用が拡大する再生可能エネルギーにも適しています。

スマートグリッドは電力網の変革につながる多彩な技術を採用


スマートグリッド技術の進化に伴い、消費者の従来型エネルギー源への依存は低下する一方、再生可能エネルギーの成長機会は拡大することが見込まれます。

クリーンテクノロジーの将来性

世界における再生可能エネルギー 発電能力の2022年までの 予想成長率9

43%

培養肉市場の 2022~27年における 予想年平均成長率10

4%

産業用スマートメーターの 2019~25年における 予想年平均成長率11

20.1%

「地球上で人類の文明が持続不可能になるという恐れが今、現実味を帯びています。
こうした危機感は政府、企業、消費者において刻々と高まっており、
クリーン経済への投資機会を生み出しています」

アマンダ・オトゥール、クリーン・エコノミー戦略担当ポートフォリオ・マネジャー

循環型経済を目指し、必要な変化に取り組む企業の数が増えるとともに、クリーンテクノロジー投資へのシフトが目に見える形で始まっています。

  • 世界経済フォーラム「世界における太陽光発電パネルの供給は今後5年間は1時間当たり7万枚の見込み(The world will add 70,000 solar panels every hour in the next 5 years)」2018年3月21日、https://www.weforum.org/agenda/2018/03/chart-of-the-day-the-world-will-add-70-000-solar-panels-every-hour-in-the-next-5-years/
  • マーケッツアンドマーケッツ「培養肉市場(Cultured meat market)」https://www.marketsandmarkets.com/Market-Reports/cultured-meat-market-204524444.html
  • マーケットウォッチ「産業用スマートメーター市場規模は2025年までに20.1%成長の見込み(20.1%+ Growth for Industrial Smart Meters Market size Insights to 2025)」2019年3月12日、https://www.marketwatch.com/press-release/201-growth-for-industrial-smart-meters-market-size-insights-to-2025-2019-03-12

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