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クリーンテック戦略月次レター:COP26で脱炭素化に拍車


10月の世界株式市場は上昇しました。特に成長株が堅調で、割安株を全般的に上回る展開となりました。

クリーンテック戦略ポートフォリオの当月のパフォーマンスは、戦略の主要分野が全て堅調だったこともあり、世界株式(MSCE ACWI、米ドルベース)を上回りました。主として、北米や欧州などの保有銘柄の株価上昇がプラス寄与となりました。

今年前半は気候変動に関する各国の政策に大きな進展が見られ、COP26(第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議)の開催を前にエネルギー移行へ注目が集まっていました。多くの市場でネットゼロ実現を加速させるため、脱炭素に特に重点が置かれています。

そして、10月末から11月上旬にかけて開催されたCOP26では、各国首脳は気候変動への取り組みに関する一連の公約を掲げました。40カ国以上が石炭火力発電からの脱却を約束し、主要国では2030年代に、発展途上国では2040年代に石炭火力を段階的に廃止する計画を打ち出しました。その他の公約としては、2030年までのメタン排出量の30%削減、さらに2030年までの森林破壊の停止が含まれています。

クリーンテック戦略月次レター(2021年10月)をご覧ください。

COP26で脱炭素化に拍車
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