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アクサIM、上級職の報酬をESG目標と連動

  • 2023年2月16日

(本プレスリリースは、アクサ・インベストメント・マネージャーズ(アクサ IM)が欧州現地時間2023年2月16日付で配信した英語原文を抄訳したものです。なお、英文の原文と翻訳内容に齟齬がある場合には原文が優先します。)
 

アクサIM、上級職の報酬をESG目標と連動


アクサ・インベストメント・マネージャーズ(アクサIM)は、より持続可能な世界への移行を支援するため、2050年までに企業および投資家としてネットゼロの達成にコミットしていますが、その一環として、上級職の報酬にESG目標を盛り込むことにしました。

2023年から、約400名の繰延報酬(2024年に支給)には、既存の基準に加え、社員が所属する事業分野や職務権限に応じて、以下のESG指標が盛り込まれます。

  1. 2025年までに、企業ポートフォリオの加重平均炭素強度(WACI)の25%削減目標を達成する:これについて繰延報酬のESG部分に関して、アクサIMコアの対象社員については75%、トランスバーサル(社内横断)部門の対象社員は37.5%考慮する。
  2. 2025年までに、不動産ポートフォリオ運用資産(AUM)の50%を、CRREM1 の炭素削減経路に合わせる:これについて繰延報酬のESG部分に関して、アクサIMオルツの対象社員については75%、トランスバーサル部門の対象社員は37.5%考慮する。
  3. 2025年までに、業務上のCO2排出量に関して中間目標である26%削減を達成する:これについて繰延報酬のESG部分に関して、アクサIMコア、アクサIMオルツ、トランスバーサル部門の対象社員について共に25%考慮する。

この新しいポリシーは、「アクサIMプログレスモニター」2 に反映されています。「アクサIMプログレスモニター」は、アクサIMが業界を先導する責任ある資産運用会社を目指す上で、達成することが極めて重要となる一連の指標です。

これは、財務目標などの指標と並んで、アクサIMの投資家および事業者としての進捗を示す追加指標として位置づけられます。当初は、以下のテーマに沿ったネットゼロ目標に関連する8つの指標で構成されます。

  • 主要な資産クラスおよび事業における脱炭素化
  • 投資先企業との、または責任ある資産運用会社の社員としての、エンゲージメントの重要性。
  • 移行促進を支援する企業やプロジェクトに積極的に資本を誘導するためのソリューション

これらの目標に対する進捗は、2023年から毎年報告して参ります。アクサIMプログレスモニターは、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)基準に対するアクサIMのコミットメントを織り込みながら、今後進化していく予定です。

アクサIMエグゼクティブ・チェアマンのマルコ・モレリは、次のように述べています。「当社は、サステナビリティを全活動の中心に据えており、当社の進捗や直面しうる課題について、透明性をもって定期的に報告することが極めて重要であると考えています。こういったことはアクサIMにとって新しいことではありませんが、アクサIMプログレスモニターを立ち上げたことで、当社の非財務目標を財務目標と並行して目に見える形で位置づけ、社員もサステナビリティの道程に加わり、組織としての関与を強めていくことを選択しました。調整繰延報酬ポリシーは、ネットゼロとその先への道において、当社の目標を達成し、変化をもたらすための重要な要素です。」

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炭素強度

炭素強度は、企業が生み出す売上高と排出する温室効果ガスとの関係を測定するものです。歴史的に、売上高、生産性、エネルギー使用量、GHG(温室効果ガス)排出量は密接に関連しており、炭素強度の削減を測定することは、当社ポートフォリオの脱炭素化をモニタリングする上で適切な方法であると言えます。

炭素強度は、企業が生み出す売上高100万ドルあたりのCO2排出量を示す指標です。アクサIMでは、保有する全企業の売上高に対する炭素強度の加重平均を算出しています(アクサIMコア関連のみ)。

不動産の脱炭素化

CRREM*(不動産炭素リスクモニター)は、不動産セクターに特化したツールで、不動産資産のセクターと地理的条件に基づき、科学的根拠に基づく炭素排出の道程を予測します。このツールは、資産クラスや国ごとに、1.5度または2.0度のシナリオに沿ったパフォーマンス目標に向けモデル化されたエネルギー使用強度と炭素強度の業界目標を設定します。

*CRREMの手法は、今後変更される可能性があります。(目標は、2022年版CRREMパスウェイに基づく)

 

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    アクサ・インベストメント・マネージャーズ株式会社
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