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アクサIM、生態系保全と森林破壊防止のため、パーム油方針を拡大

  • 2021年6月16日

本プレスリリースは、アクサ・インベストメント・マネージャーズ(アクサ IM)が欧州現地時間2021年6月16日付で配信した英語原文を抄訳したものです。なお、英文の原文と翻訳内容に齟齬がある場合には原文が優先します。

  • アクサIMは、森林破壊や自然生態系の改変に関与している企業への投資を制限するため、明確なガイドライン1 を策定しました。対象はパーム油、大豆、木材、畜産関連産業で事業を行っている企業を含みます。
  • 当社は、生物多様性を保全し、持続可能な事業慣行を促すため、上記の分野で事業を行う企業とのエンゲージメントを拡大します。また、こういった企業の移行を支援します。
  • 当社は、大きな論議を呼んでいる事業慣行に関与している企業を投資対象から除外します。
  • 新たな方針は、アクサIMオルツの持続可能な森林投資への長期的な関与に基づきます。

森林破壊と自然生態系改変による環境および社会への影響が非常に大きいことを考慮し、アクサ・インベストメント・マネージャーズ(アクサIM)はパーム油方針2 の拡大を決定し、生態系保全および森林破壊3 に対する包括的なアプローチに含めることにしました。

アクサIMのパーム油方針は2014年に開始し、「持続可能なパーム油」生産認証を取得できなかった企業や、未解決の土地権利紛争や違法伐採問題などの問題に直面している企業への投資を除外してきました。

生態系保全および森林破壊方針の拡大を通じて、当社は、著しい土地利用論議に直面し、大豆、畜産、木材に関連した生物多様性の喪失に責任がある企業への投資禁止を拡大しています。

新たな方針の一部として、アクサIMはまた、アクティブエンゲージメント活動を強化していきます。対象となるのは、森林破壊フィルター(パーム油、大豆、木材、畜産)でリスクが特定された企業で、生物多様性の保全や持続可能な事業慣行への移行を促します。

Iceberg Data LabおよびI Care & Consult4 により現在行われている作業は、業界および発行体に関連した生物多様性への圧迫および依存関係に関する代替データソースを提供してくれるため、スクリーニングとエンゲージメントの実施をさらに前進させてくれるでしょう。

パーム油方針を拡大し、新たな生態系保全および森林破壊方針に含める:

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さらにアクサIMは、オルタナティブ投資事業部門であるアクサIMオルツによる森林への30年にわたる直接投資の経験をもとに、さらにこの分野のビジネスを拡大します。アクサIMオルツは、フランス、アイルランド、フィンランドなどの国のガイドラインに沿って5万8,000ヘクタール超の森林の持続可能な管理に明確にコミットしています。

アクサIMのコミットメントは、ボートフォリオ内において森林のオーナーシップ、管理、木材生産、社会的利用を網羅しており、詳細は以下の通りです。

  • 将来に向けた森林の保全。生態系を尊重し、生物多様性を維持し、土壌と水を保全しつつ、木材の生産を行う。
  • 物件取得後2年以内に、森林管理協議会(FSC)の森林および管理慣行の認証を取得する。リスクが低い国の場合、森林認証プログラム(PEFC)の認証を取得する。
  • コンクリートや鉄鋼などの高炭素排出材料の代替として、排出削減に貢献する材料として木材の利用を促進する
  • 自然生息地の再生と、より高いレベルの生物多様性をもたらす造林を奨励する。
  • レクリエーション、調査、教育のために森林の一部を利用する。

アクサIMオルツのインパクト投資チームは、自然資本を保全し、気候変動を緩和し、気候の回復力を構築するために世界の林業企業やプロジェクトに投資しており、さらに投資機会を追求し続けます。

アクサIMのエグゼクティブ・チェアマンであるマルコ・モレリは次のように述べています。「森林破壊は、経済、環境、社会に独特の問題をもたらします。それらには、生物多様性の喪失、温室効果ガス排出量の増加、持続不可能な土地利用、労働問題などが含まれます。当社には投資慣行を通じて果たすべき役割があり、、森林破壊や自然生態系の改変との戦いにコミットし、同時に、生息地の保全確保や地球温暖化を制限するために森林の回復支援に取り組んでいます。当社の新しい生態系保全および森林破壊方針は、より広範な企業が持続可能な事業慣行を採用するよう促し、そういった企業の移行を支援するものです。」

「この方針の下、当社は、投資先企業およびお客様にとって透明性がありかつ明確なフレームワークを設定したいと考えています。当社は、エンゲージメントと投資除外を通じた諸問題への取り組みや、環境回復および保全への直接投資を明確に示してまいります。」

WWF(世界自然保護基金)フランスのCEOであるベロニク・アンドリューは次のように述べています。「WWFフランスは、森林破壊と生態系改変に対するアクサIMのコミットメント強化を歓迎します。これは、金融セクターがこの戦いで果たさなければならない重要な役割を示しています。欧州委員会が森林破壊と生態系改変に対抗するための規制措置を準備しており、アクサIMの方針は市場および公共政策立案者に対して強いシグナルとなり、今後に向け最も必要とされる一歩です。生態系改変の問題を投資方針や運用判断に組み入れないという選択肢はもはやありません。」

アクサIMは気候関連リスクのインパクトに決然と取り組んでおり、このために主要なコミットメントを掲げています。詳細は本日発表した気候行動レポートをご覧ください。

  • 当社は「ネットゼロ」運用会社を目指しており、2050年までに運用ポートフォリオにおける温室効果ガス排出量のネットゼロを達成します。
  • 2025年までに当社自身の炭素排出量を25%以上削減し、世界で先進的な責任ある投資家を目指すだけでなく、責任あるグローバルビジネスをさらに目指します。
  • 2030年までにOECD諸国の全石炭投資から撤退し、2040年までにその他の世界の全石炭投資から撤退します。
  • よりグリーンな投資商品ラインナップとし、新たな炭素注目戦略を開始し、グリーン投資ポートフォリオを構築します。
  • 当社事業の内外において、気候の透明性および持続可能性に関する意識を高めます。アクサIMは、すべての人々によりクリーンで安定した環境をもたらすためにできることを全て行う所存です。
  • 当社は世界的に従業員教育を展開し、当社の気候への取り組みのために行動できるように能力強化を目指しており、気候問題への意識醸成、行動の変化、新たなスキル開発を進めています。
  • 当社は、「ネットゼロ・アセットオーナー・アライアンス」への参加を通じて、親会社であるアクサグループの気候変動目標を支援しています。同アライアンスは国連がイニシアチブを取り、37のグローバル投資家が参加し、2050年までのネットゼロ達成に向けた移行を支えています。
  • 当社はアクサグループと協力し、パリ協定に沿った投資手法を評価し、達成可能な目標を定義しています。アクサグループは、2019年から2025年の間に該当する投資からの二酸化炭素排出量の20%削減をコミットしています。

当社の生態系保全および森林破壊に関する方針(英語)についてはこちらをご覧ください。

気候行動レポート(英語)についてはこちらをご覧ください。

アクサIMのTCFDフルレポート(英語)についてはこちらをご覧ください。

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