内需拡大が育む、知られざる成長ストーリー ~保有銘柄のご紹介~
新興国小型株へのいざない(2025年7月)
内需拡大が育む、知られざる成長ストーリー
~保有銘柄のご紹介~
■はじめに――なぜ「新興国小型株」に注目するのか?
世界経済は常に変化していますが、今、私たちが特に注目しているのが「新興国小型株市場」です。
現在、新興国には大きな追い風が吹いており、例えば、米国の政策変化によって、これまで中国に集中していた生産拠点が、東南アジアやインドなどの他の新興国へと分散する動きが加速しています。この動きは、それぞれの国が自国の消費力を高める「内需拡大」を促し、地元に根ざした企業に新たな成長機会をもたらしています。新興国小型株戦略は、各国の人々の生活に密着しながら着実な成長を追求でき、さらに外部の大きな経済変動に左右されにくいことが大きな魅力となっています。
■注目銘柄紹介~知られざる成長の原石を発掘~
スプリッツアーBHD(SPRITZER BHD)
企業概要:
マレーシア最大の天然ミネラルウォーター企業。1989年設立の同社は、同国におけるトップブランドとして、マレーシア国内のボトル入りミネラルウォーター市場で約40%のトップシェア
を誇り、高品質な製品と広範な販売網を確立しています。- 成長の背景と魅力:
- マレーシアの堅調な経済成長と中間層の拡大により、ミネラルウォーターを含む生活必需品の需要が着実に増加。
- 健康志向の高まりも追い風となり、より安全で高品質な天然ミネラルウォーターへの需要が拡大
- スプリッツアーは、豊富な水源と強固なブランド力を背景に、今後も国内市場の成長を牽引していくことが期待される。
同社は、マレーシアの熱帯雨林保護区の地下水源からミネラル分が豊富で純度が高い水を採取し、国際認証により品質管理が徹底された工場でボトリングを行っています。
マレーシアの消費者は近年、健康意識を高めており、砂糖入り炭酸飲料から、ゼロカロリー飲料、ミネラルやビタミンが豊富な飲料へ嗜好が移っています。スプリッツアーは、こうした健康的な水分補給ニーズの追い風を受けて成長を続けています。同社はまた、国際的なブランド評価機関により、2024年まで10年連続で「ブランド・オブ・ザ・イヤー」を獲得しており
アラビアン・セメント(ARABIAN CEMENT CO)
企業概要:
エジプトを代表する先進的なセメント製造企業の一つ。1997年に設立。エジプトで大規模かつ先進的なセメント工場を運営し、年間500万トンのセメントおよびクリンカー(セメントの中間製品)生産能力を有しており、これはエジプトの全体的な生産量の約6%を占めています
。高品質なセメント製品を供給し、エジプトの建設需要を支えています。- 成長の背景と魅力:
- エジプトでは、急速な人口増加と政府による大規模なインフラ整備計画(新行政首都建設、道路網整備など)が進行しており、セメント需要は非常に旺盛。
- 同社は、最新の製造技術を導入し、効率的かつ環境に配慮した生産体制を構築することで、競争優位性を確立。
- 国内外からの投資増加も相まって、エジプトの建設市場は今後も拡大が見込まれ、アラビアン・セメントもその恩恵を享受することが期待される。
同社は、国際基準に沿った高品質なセメントや生コンクリートを提供しており、エジプト国内だけでなく、アフリカ、中東、北米への輸出も行っています。
2004年に、スペインの大手セメント企業セメントス・ラ・ウニオンがアラビアン・セメント株式の過半数を取得したことで、資本が強化され、高度な技術が導入され、セメント事業の運営改善が進みました
アラビアン・セメントは、こうした国内需要の拡大等の恩恵を受け、近年目覚ましい業績を上げており、売上高は2021年から2024年にかけて年平均成長率(CAGR)37%で伸びており、2024年の純利益は2021年の約43倍に達しており、利益率が急速に改善しています
新興国の成長の恩恵を大きく受ける内需関連企業
国内経済の自律的成長、人口動態の恩恵、テクノロジーの積極的導入など、構造的な成長要因が多い新興国では、内需関連企業が成長の恩恵を大きく享受すると考えています。新興国小型株戦略では今後も、内需に支えられた魅力的な小型企業を発掘し、長期的なリターン獲得を目指します。
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過去の実績は将来の成果を保証するものではありません。
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アクサ・インベストメント・マネージャーズ株式会社
金融商品取引業者 登録番号: 関東財務局長(金商) 第16号
加入協会: 一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人投資信託協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、日本証券業協会
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AXA IMとBNPP AMは、統合体制の構築を目指し、法人組織を段階的に統合・合理化しています。 アクサ・インベストメント・マネージャーズは2025年7月1日にBNPパリバ・グループの傘下となりました。2025年12月31日、BNPパリバの資産運用事業(アクサ・インベストメント・マネージャーズ(AXA IM)、BNPパリバ・リアルエステート・インベストメント・マネジメント(BNP REIM)、およびBNPパリバ・アセットマネジメント(BNPP AM))は、それぞれの主要法人を統合し、「BNPパリバ・アセットマネジメント」という単一ブランドのもとで事業を展開しています。