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10年クライメート・トランジション利付国債(第1回)への投資について

  • 2024年2月16日 (3 分で読めます)

10年クライメート・トランジション利付国債(第1回)への投資について

アクサ・インベストメント・マネージャーズ株式会社(社長 ローラン・ジャックマン、以下「弊社」)は、資産運用業務においてこのたび財務省の発行する第1回10年クライメート・トランジション利付国債への投資判断をいたしました。

本債券は、脱炭素社会への移行を目的に発行される世界初の政府によるトランジション・ボンドであります。

2050年の脱炭素社会の実現を目指す過程において、排出削減困難なセクターにおける省エネ等着実な低炭素化に向けた取組や、脱炭素化に向けた長期的な研究開発等のトランジションに資する取組への資金供給を促進していくことは非常に重要であります。日本政府および関係省庁は、クライメート・トランジション・ボンドの発行を通じた資金調達により、今後10年間で20兆円規模の大胆な先行投資支援を実行することで、民間事業者の脱炭素社会実現の予見可能性を高め、官民協調で、産業革命以来の化石エネルギー中心の産業構造・社会構造をクリーンエネルギー中心へ転換する、「グリーントランスフォーメーション」を実現していくことを目指しています。

クライメート・トランジション・ボンドについて策定された「クライメート・トランジション・ボンド・フレームワーク」は、独立した外部評価機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(DNV、本部:オスロ)及び株式会社日本格付研究所(JCR)の2社より、本フレームワークと、ICMA(International Capital Market Association/国際資本市場協会)グリーンボンド原則2021、環境省グリーンボンド及びサステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン(2022年版)、ICMAクライメート・トランジション・ファイナンス・ハンドブック2023並びに金融庁・経済産業省・環境省のクライメート・トランジション・ファイナンスに関する基本指針(2021年5月版)との整合性に関するセカンド・パーティ・オピニオンを取得しています。

弊社は、中長期の安定的な運用収益確保に加えて、引続き責任ある機関投資家としての責務を果たし、持続可能な社会の形成の貢献に努 めてまいります。

(参考リンク)
脱炭素への移行に向けたトランジション・ファイナンス(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/transition_finance.html

クライメート・トランジション利付国債、フレームワークおよびセカンドパーティ・オピニオン (財務省)
https://www.mof.go.jp/jgbs/topics/JapanClimateTransitionBonds/index.html

以上

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