• ホーム
  • プレスセンター
  • アクサIM、2020年上期のスチュワードシップ・レポートを公表: コロナ危機にもかかわらず活動拡大

アクサIMを名乗る者からの投資勧誘等にご注意ください。詳細はこちら

企業ニュース

アクサIM、2020年上期のスチュワードシップ・レポートを公表: コロナ危機にもかかわらず活動拡大

  • 2020年7月28日

本プレスリリースは、アクサ・インベストメント・マネージャーズ(アクサ IM)が欧州現地時間2020年7月28日付で配信した英語原文を抄訳したものです。なお、英文の原文と翻訳内容に齟齬がある場合には原文が優先します。

アクサIMは本日、2020年上期のスチュワードシップ・レポートを発表しました。本レポートは、アクサIMの今年上期のエンゲージメント活動や議決権行使の状況を解説しています。

新型コロナウイルス危機によりアクティブオーナーシップの重要性が高まっており、特に幾つかの主要な課題においてそれが顕著です。当社は、公衆衛生、人的資本、株主の権利に関するエンゲージメント活動への取り組みを倍増させました。また、ジェンダー・ダイバーシティ、気候変動、取締役会構成といった主要議題に関する議決権行使を強化し、当社の運用業界におけるリーダーシップを示しました。

当社は長期のアクティブ運用ファンドマネージャーとして、コロナ危機に迅速かつ果敢に対応しています。これは、投資先企業との既存の関係が良好なことが一助となっています。

ロックダウン(都市封鎖)の困難な時期にもかかわらず、当社は、顧客および幅広いステークホルダーに代わり、この6カ月間に以前にも増して181発行体に対してエンゲージメントを行いました。当社はまた、上期に4,300社の株主総会で議決権を行使しました。

本レポートは、エンゲージメントおよび議決権行使を通じてアクサIMが表明した意見や推奨を説明しています。本レポートのケーススタディーや統計は、進化を続けているアクティブオーナーシップ・プログラムの広がりと深さを示唆しており、当社はスチュワードシップ関連責務の達成や、社会および環境にプラスのインパクトをもたらすよう努めています。

2020年上期のスチュワードシップ・レポート(翻訳版)については、こちらをご覧ください。

2020年上期レポートの公表にあたり、アクサIMの ESG調査・エンゲージメント統括責任者である高月擁は、次のように述べています。

「2020年上期は、2つの時期に明確に分けられます。新型コロナによるロックダウン前のエンゲージメント活動が通常通りだった時期と、3月中旬以降ロックダウンで在宅勤務を余儀なくされ全く異なった状況の時期とにです。」

「第1四半期(1~3月)の大半の期間においては、当社のエンゲージメントは、投資家にとって最も喫緊かつ重大な主要テーマにフォーカスしました。それらには、気候変動、生物の多様性、人的資本、ジェンダー・ダイバーシティ、公衆衛生、データのプライバシー、コーポレートガバナンスが含まれます。なお、気候変動は上期を通じてエンゲージメントの重点分野となりました。」

「当社のエンゲージメント活動は、ロックダウンが始まった後も減速しませんでした。当社は、『Climate Action 100+』投資家グループへの参加を継続し、炭素排出量の多いセクターの企業に対するエンゲージメントを先導し、石油・ガス分野の国有企業との対話を開始しました。ロックダウン中にはまた、欧州の多くのエネルギー企業が環境関連のコミットメントを発表しました。これらは、この10年での画期的な進展と言えます。」

「当社はまた、新たに設立された『クライメート・トランジション・ファイナンス・ワーキンググループ』の共同議長としての活動を開始しました。同グループは、グリーンボンドおよびソーシャルボンドの原則の下で、トランジション・ファイナンス(炭素集約型セクター企業による脱炭素化のための資本市場での資金調達)を前進させるために設立されました。企業、投資家、投資銀行、その他のステークホルダーなど80以上の機関が参加しており、2月にロンドンで同グループによるイベントが開催されました。」

「ロックダウンによりエンゲージメント活動の状況は完全に変わり、オンラインコミュニケーションに依存するようになりました。特筆すべきは、当社の担当者や投資先企業の代表者がいち早くこの「新常態」に適応したことです。エンゲージメント活動の中断は最低限に抑えることができ、4月までにはエンゲージメントの話し合いはほぼ再開しました。この時期は、企業が年次株主総会の前に投資家の意見を募集するため重要です。」

「第2四半期(4~6月)のエンゲージメント活動は、コロナ関連に集中しました。当初、当社が気付いたことは、コロナ危機によってESG関連事項に世間から厳しい視線が向けられると投資先企業が認識したことです。それらには、公衆衛生、人的資本管理、株主の権利が含まれます。前例のない危機を乗り越えるために取締役会や経営陣に負担がかかっていることが、企業との対話で判明しました。」

以上

    ご留意事項

    本ページは情報提供のみを目的としており、特定の有価証券やアクサ・インベストメント・マネージャーズまたはその関連会社による投資、商品またはサービスを購入または売却するオファーを構成するものではなく、またこれらは勧誘、投資、法的または税務アドバイスとして考慮すべきではありません。本資料で説明された戦略は、管轄区域または特定のタイプの投資家によってはご利用できない可能性があります。本資料で提示された意見、推計および予測は掲載時の主観的なものであり、予告なしに変更される可能性があります。予測が現実になるという保証はありません。本資料に記載されている情報に依拠するか否かについては、読者の独自の判断に委ねられています。本資料には投資判断に必要な十分な情報は含まれていません。

    投資リスクおよび費用について
    当社が提供する戦略は、主に有価証券への投資を行いますが、当該有価証券の価格の下落により、投資元本を割り込むおそれがあります。また、外貨建資産に投資する場合には、為替の変動によっては投資元本を割り込むおそれがあります。したがって、お客様の投資元本は保証されているものではなく、運用の結果生じた利益および損失はすべてお客様に帰属します。
    また、当社の投資運用業務に係る報酬額およびその他費用は、お客様の運用資産の額や運用戦略(方針)等によって異なりますので、その合計額を表示することはできません。また、運用資産において行う有価証券等の取引に伴う売買手数料等はお客様の負担となります。

    アクサ・インベストメント・マネージャーズ株式会社
    金融商品取引業者 登録番号: 関東財務局長(金商) 第16号
    加入協会: 一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人投資信託協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、日本証券業協会

    お問い合わせ先:TOKYOMARKETING@axa-im.com

    ページトップへ