アクサIMを名乗る者からの投資勧誘等にご注意ください。詳細はこちら

Investment Institute
サステナビリティ

2023年の株主総会シーズン:新たな挑戦によって責任ある投資家の成果が浮き彫りに

  • 2023年8月21日 (7 分で読めます)

キーポイント

  • 近年、企業の年次株主総会に革命的変化が起きている。責任ある投資家の行動により、企業はより高い水準の報告や行動を取るよう促されている

  • 直近の年次株主総会シーズンでは、役員報酬の妥当性、ESG決議における乖離、議決権行使の役割に関する懸念など、興味深いテーマが浮上している

  • 年次総会の内容は、競合する利害が絡み合い、より複雑になっているが、当社はこれを、持続可能性と優れたガバナンスを企業の意思決定の中心に据えるための前進が反映されていると見ている

コーポレートガバナンスを取り巻く環境は、過去数十年の間に大きく変化しました。かつて年次株主総会は、企業に対して揺さぶりをかけようとしない株主によって総会決議が易々と承認されるような、眠くなるようなものでした。しかし、21世紀初頭の一連のガバナンス危機と、それに伴う規制の進化は、アセットマネージャーやその他の金融機関がガバナンス分野における専門知識を深めることを促し、企業は株主に対する説明責任を向上させてきました。

これは、多くの意味で責任投資の勝利でした。アクティブ運用を行い、エンゲージメントを展開する投資家は、環境・社会・ガバナンス(ESG)テーマに関連する潜在的なリスクと機会にスポットライトを当て、これらのテーマを企業業績に関するメインストリームの議論の一部とすることに成功しました。眠くなるような退屈な年次総会は過去のものとなり、総会では投資家の懸念事項について積極的かつ複雑かつ重要な検討が行われており、短期的および長期的にすべてのステークホルダーに恩恵をもたらすと当社は考えています。

典型的なガバナンスのトピックは、様々な地域において「経営陣の報酬に関する議決権行使」の着実な進化を含め、発展を続けています。最も注目すべきは、ESGに関する株主の期待の高まりで、これは株主が提出するESG関連議案の増加や、投資家からの圧力を受けて企業が提出する「気候変動に関する意見表明」決議の早期的な展開を通じて反映されています。

株主総会は今や、株主と企業経営陣、そして最近では市民社会との対話の場として見逃せないものとなっています。レポートでは、2023年の総会シーズンにおける3つの主なトレンド(役員報酬と労働者の平均給与の格差拡大、ESGをめぐる分断、議決権行使における社会的側面への関心拡大)を取り上げます。ESGのテーマがどのように総会プロセスにますます関連してきているか、また、株主議決権行使が有意義な資産のスチュワードシップ実現のための具体的な手段となってきているかを明らかにします。

(オリジナル記事は8月7日に掲載されました。こちらをご覧ください。)

記事の全文(英語)をダウンロード
PDFダウンロード (599.47 KB)

関連記事

サステナビリティ

インフラとエネルギー移行:電子や分子の移動問題

  • by Olivier Eugène, Anais El Kasm
  • 2024年5月17日 (15 分で読めます)
サステナビリティ

エネルギーの測定:損失と効率に電化という明るい兆し

  • by Olivier Eugène
  • 2024年3月8日 (7 分で読めます)
サステナビリティ

2024年の持続可能性: ネットゼロから さらに総体的なアプローチへ

  • by Virginie Derue
  • 2024年2月26日 (10 分で読めます)

    ご留意事項

    本ページは情報提供のみを目的としており、特定の有価証券やアクサ・インベストメント・マネージャーズまたはその関連会社による投資、商品またはサービスを購入または売却するオファーを構成するものではなく、またこれらは勧誘、投資、法的または税務アドバイスとして考慮すべきではありません。本資料で説明された戦略は、管轄区域または特定のタイプの投資家によってはご利用できない可能性があります。本資料で提示された意見、推計および予測は掲載時の主観的なものであり、予告なしに変更される可能性があります。予測が現実になるという保証はありません。本資料に記載されている情報に依拠するか否かについては、読者の独自の判断に委ねられています。本資料には投資判断に必要な十分な情報は含まれていません。

    投資リスクおよび費用について
    当社が提供する戦略は、主に有価証券への投資を行いますが、当該有価証券の価格の下落により、投資元本を割り込むおそれがあります。また、外貨建資産に投資する場合には、為替の変動によっては投資元本を割り込むおそれがあります。したがって、お客様の投資元本は保証されているものではなく、運用の結果生じた利益および損失はすべてお客様に帰属します。
    また、当社の投資運用業務に係る報酬額およびその他費用は、お客様の運用資産の額や運用戦略(方針)等によって異なりますので、その合計額を表示することはできません。また、運用資産において行う有価証券等の取引に伴う売買手数料等はお客様の負担となります。

    アクサ・インベストメント・マネージャーズ株式会社
    金融商品取引業者 登録番号: 関東財務局長(金商) 第16号
    加入協会: 一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人投資信託協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、日本証券業協会

    お問い合わせ先:TOKYOMARKETING@axa-im.com

    ページトップへ